デンマーク発のミニマルなウォッチブランド「オーガストバーグ(August Berg)」
以下にオーガストバーグの時計を選ぶ際のポイントについて詳しく解説します。
「種類が多すぎて、何を基準に選んだらいいのか検討も付かない・・・」
オーガストバーグの時計の性能はどれも同じ
最初にお伝えしたいのは、オーガストバーグの時計の性能は、基本どれも同じということです。
オーガストバーグの時計は、全てクォーツ(電池式)です。
また、どのモデルも以下の6つの要素を満たしており、これらがオーガストバーグの時計の特徴にもなっています。
- ムーブメント(中の機械)は日本製
- ケースの素材は高級時計にも良く使われている316Lステンレス
- 風防(ガラス)は反射防止加工が施された傷に強いシングルドームのサファイアクリスタルガラス
- 日常使用としては十分な防水性能(3気圧または5気圧)を有している
- ベルトの着脱が簡単にできる
- 正規販売店で購入した製品には36ヶ月間の保証が付いている
また、どのモデルにも安心して使用できる要素が詰まっているという見方もできます。
オーガストバーグの時計はメンズもレディースも関係ない?
オーガストバーグの時計には、メンズまたはレディースという明確な区別がありません。
強いていえば、全てのモデルがユニセックスです。
ただ、ケースサイズは以下の4種類があり、ケースサイズによって男性が使いやすいモデルと、女性が使いやすいモデルに分けることができます。
- 30mm
- 32mm
- 38mm
- 40mm
男女それぞれが使いやすいケースサイズについては、後ほど詳しく解説します。
オーガストバーグの時計を選ぶ際の4つの基準
- デザイン
- カラー
- ベルトの素材
- ケースのサイズ
以下に、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
デザイン
オーガストバーグには、現在「SERENITY」「REFLEXION」「MORRIS&CO.X AUGUSTBERG」の3種類のコレクションが存在します。
各コレクションの違いは、一言でいえば「デザイン」のみです。
「SERENITY」は北欧ならではのミニマルなデザインに、現代的な雰囲気を掛け合わせたスタイルが特徴。
シンプルで無機質な針とバーインデックスのデザインが、プライベートはもちろん、ビジネスシーンとの相性も抜群です。
「REFLEXION」は、敢えてインデックスを排除した極めてシンプルなダイアルが特徴。
唯一描かれている「無限」を意味するロゴが、独特の存在感を放っています。
秒針のない二針時計で、時針と分針はダイアルと同じカラーで統一されています。
デザインがこの上なくシンプルなので、より一層ダイアルやケースの質感の良さが際立つコレクション。
時計というよりはアクセサリーに近く、どんなファッションにも合わせやすいのも魅力的です。
「MORRIS&CO.X AUGUSTBERG」は、ブリティッシュヘリテージアーティストとして有名なウィリアム・モリスの柄を大胆にダイアルにあしらった独特のデザイン。
柄の種類はピンパーネル、いちご泥棒、フォレストヘアなど複数あります。
デザインもモデルによって大きく異なるため、選ぶ楽しさを味わうことができます。
どれも伝統的な柄なので、流行り廃りは関係なしに永く使うことができるでしょう。
カラー
ブルー、グリーン、シルバー、ブラウン、ローズゴールド、バーガンディ、etc.・・・
といった具合に、オーガストバーグの時計は、ダイアルのカラーが実に多彩です。
色味もポップな質感のものや、光の当たり具合によって見え方が変わるサンレイ仕上げのものなど、そのモデルの雰囲気に合わせた凝ったつくりになっています。
購入後に「イメージと違った」なんてことになりやすいので、ココはじっくりと検討しましょう。
ベルトの素材
ベルトの素材は、ステンレス、レザー、ナイロンの3種類です。
それぞれの見た目や質感は、もちろん大切です。
ただ、それ以上に大切なのは使い勝手や、手入れのしやすさではないでしょうか。
使い勝手や手入れのしやすさを重視するなら、ステンレス>ナイロン>レザー と評価するのが妥当です。
とはいえ、レザーにはレザーならではの質感やエイジングといった、他の素材にはない魅力があるのも事実です。
そのため、ベルトの素材は「何を重視するか」をよく考えてから選ぶことが、未然に失敗を防ぐためにはとても重要なことといえます。
ベルトだけを購入することもできるので、素材違いで何本か買い揃えて、付け替えを楽しむといった方法もあります。
ケースのサイズ
先にもお伝えした通り、ケースのサイズは4種類です。
- 30mm
- 32mm
- 38mm
- 40mm
この中で、30mmと32mmは一般的には女性向けのサイズで、男性には小さすぎます。
38mmは男性には大きすぎず小さすぎずの丁度いいサイズで、女性には大きめです。
40mmは男性には適度に存在感のある大きめのサイズで、女性にはかなり大きいサイズです。
数ミリの違いでも腕に乗せると全く印象が違うので、ケースサイズも時計を選ぶ上ではとても重要な要素です。