「ダイバーズウォッチに100万円投資するなら、どんなモデルがオススメ?」
そんな疑問にお応えするために、厳選した5本をご紹介します。
これまでに30本近く(そのうちダイバーズウォッチは7本)を所有してきました。
以下にご紹介するのは、いずれも高級有名ブランドで且つそのブランドを代表するようなモデルばかり。
中には将来的に価値の上昇が期待できるモデルもあるので、ぜひ最後までチェックしてください。
目次
100万円クラスの高級ダイバーズウォッチ5選
以下に、その詳細について解説していきます。
IWC アクアタイマー(Ref.IW329002)
IWCは1868年創業のスイスの時計ブランド。
アクアタイマーは1967年にファーストモデルが誕生して以来、今も進化を続けるIWCのダイバーズウォッチシリーズです。
Ref.IW329002は、現行品の中では42mmと最もケースサイズが小さいモデル。
また、ラグが短いため装着感が良く、カラーやデザインも落ち着いているため、普段使いに適しています。
インナーベゼルのクォータースケールは、ファーストモデルの外観がモチーフ。
分針や15分までの目盛りなどに見られるグリーンはスーパールミノバで、暗闇で発光するのはもちろん、デザイン的にも良いアクセントになっています。
ブレスの着脱はワンタッチ式で、別売のラバーベルトに簡単に付け替えることが可能。
防水性能は300mという本格派なので、実際にダイビングで使用するにも十分な機能を兼ね備えています。
素材 | ステンレススチール(ケース・ブレス)/両面反射防止加工を施したドーム型サファイアガラス(風防) |
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ケースサイズ | 42mm(幅)/14.1mm(厚さ) |
文字盤カラー | ブラック |
ムーブメンメント | 自動巻 Cal.30120 |
パワーリザーブ | 42時間 |
防水性能 | 300m |
旧定価 | 753,500円(税込) |
カルティエ カリブルドゥカルティエダイバー(Ref.W7100056)
カリブルドゥカルティエダイバーは、2010年に発表されたカルティエ初のダイバーズウォッチ。
さらに、搭載さているCal.1904-PSMCもカルティエ初の自社開発ムーブメントということもあって、当時から非常に注目を集めていました。
ところが、発売後も多くの有名人が愛用するなど人気は高かったものの、2021年の初頭あたりでどうやら生産が終了した模様。
中古市場でもいつまでタマが潤沢にあるのかわからないので、購入するなら急いだほうが良いかもしれません。
カリブルドゥカルティエダイバーは、カルティエならではの美しいデザインに加え、300mの防水性能、逆回転防止ベゼル、スーパールミノバを塗布したインジケーターなど、本格的なダイバーズウォッチとしての機能を合わせ持っています。
にも関わらず、ケースの厚さは11mmに抑えられているため、想像以上に幅広く、シーンを問わずに身に付けることが可能です。
素材 | ステンレススチール(ケース)/ラバー(ベルト)/サファイアクリスタル(風防) |
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ケースサイズ | 42mm(幅)/11mm(厚さ) |
文字盤カラー | ブラック |
ムーブメンメント | 自動巻 Cal.1904-PSMC |
パワーリザーブ | 約48時間 |
防水性能 | 300m |
旧定価 | 937,750円(税込) |
パネライ ルミノールマリーナ44mm(Ref.PAM01313)
2000年代に巻き起こった「デカ厚ブーム」の火付け役ともいえるパネライの時計。
昨今時計のトレンドも随分と様変わりしましたが、それでもパネライの人気は非常に根強いものがあります。
そんなパネライの中でも、パネライ ルミノールマリーナ44mmは、定番にして1、2を争う人気モデル。
パネライとしては標準的な44mmのケースサイズと、シンプルなダイアルの組み合わせは、普遍的ともいえる魅力に溢れています。
ムーブメントのCal.P.9010は、約3日間というロングパワーリザーブ。
土日に放置していても時刻調節要らずで、また月曜日から使い始めることが可能。
Ref.PAM01313のダイアルは美しいサンレイ仕上げのブルーですが、他にもカラー違いでバリエーションが揃っています。
素材 | ステンレススチール(ケース)/ダークブルーアリゲーター(ベルト)/サファイアクリスタル(風防) |
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ケースサイズ | 44mm(幅)/15.5mm(厚さ) |
文字盤カラー | ブルー |
ムーブメンメント | 自動巻 Cal.P.9010 |
パワーリザーブ | 約3日間 |
防水性能 | 300m |
定価 | 1,171,500円(税込) |
ロレックス サブマリーナデイト(Ref.126610LN)
高級ダイバーズウォッチといえば、やはりロレックスのサブマリーナは選択肢として外せないでしょう。
このRef.126610LNは、2020年に発表された現行品で、従来よりもケースサイズが1mmアップして41mmになっています。
それ以外にもラグ幅が細くシャープになっていたり、コマの幅や数が違っていたり、ドットインデックスの縁の太さが違っていたり、など細かい点が前機種とは異なっています。
しかし、最も大きな変更点は、ムーブメントが刷新されたことです。
これまでのCal.3135は約48時間のパワーリザーブであるのに対し、新型のCal.3235は約70時間のパワーリザーブです。
より実用的なモデルとして生まれ変わりましたが、定価はさらに上がって、ついに100万円をオーバーしました。
ただ、100万円を超えても尚、圧倒的な需要過多は変わることなく、依然として正規店での購入は困難を極めています。
今後一層、その傾向が加速する可能性もあるため、Ref.126610LNは(というよりロレックスのほとんどのモデルは)買える時に買うのが正解かもしれません。
素材 | ステンレススチール(ケース・ブレス)/セラミック(ベゼル)/サファイアクリスタル(風防) |
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ケースサイズ | 41mm(幅)/13mm(厚さ) |
文字盤カラー | ブラック |
ムーブメンメント | 自動巻 Cal.3235 |
パワーリザーブ | 約70時間 |
防水性能 | 300m |
定価 | 1,222,100円(税込) |
オメガ シーマスターダイバー300m007エディション(Ref.210.90.42.20.01.001)
映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の作品の中で、主演のダニエル・クレイグが身に付けているのが、このシーマスターダイバー300m007エディション。
デザインにはヴィンテージとミリタリーの要素が組み込まれており、特に針やインデックスの色褪せたようなブラウンの色目が、味わい深いモデルです。
ケースとブレスには、強度が高く軽量なグレート2チタンを使用。
さらに、軽量化を図るためにダイアルとベゼルリングには、トロピカルブラウンのアルミニウムが使用されています。
ムーブメントのCal.8806は、クロノメーターよりもさらに精度の高いマスタークロノメーターで、耐磁性と耐衝撃性にも優れています。
また、8~10年もの間メンテナンス無しで安定した精度を保てるのも大きな特徴です。
ミラネーゼブレスのデザインが、この時計が持つノスタルジックな雰囲気をより一層引き立てています。
ただ、素材がチタンであるが故に、傷が付いても磨けないのはデメリットなのかもしれません。
それが将来的な価値や、リセールバリューにどう関係してくるのかも気になるところです。
素材 | チタン(ケース・ブレス)/内側に無反射処理を施したドーム型強化サファイアガラス(風防) |
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ケースサイズ | 42mm(幅)/約14mm(厚さ) |
文字盤カラー | ブラウン |
ムーブメンメント | 自動巻 Cal.オメガ8806 |
パワーリザーブ | 55時間 |
防水性能 | 300m |
定価 | 1,441,000円(税込) |
この記事のまとめ
今回ご紹介したモデルの中には、ダイアルのカラー違いやベルトの素材違いなど、何かしらのバリエーションが存在するものもあります。
気になったら、他のバリエーションもチェックしてみてはいかがでしょうか。
また、他の価格帯に目を向けることで、意外にお気に入りが見つかることもあるかもしれません。